既存の蛍光灯をLED照明に交換切り替えるためには、LED照明工事を行います。
最初に行うバイパス工事は、蛍光灯を点灯するために必ず設置されている安定器を取り外す工事です。安定器は、天井から繋がる配線とソケットとの間にあるため、ソケット側を切断して安定器を取り外します。

バイパス工事完了後、照明のタイプに応じた配線を行います。電源内蔵型LED照明には、片側給電方式、両側給電方式があります。片側給電方式のLED照明では、端子の片側のL端子N端子それぞれに配線を実施します。
両側給電方式の場合、片ピン接続式や両ピン接続式、片側給電ダブル方式などがあります。片ピン接続式では、ソケット片側のL端子と、もう片方のソケットN端子に配線を行います。

両ピン接続式の場合は、片側の端子を2線ともN端子として接続し、反対側の端子も同様にL端子として配線します。
両側給電方式の片側給電ダブル方式の場合、ソケットそれぞれにL端子とN端子が必要となるため、L端子同士とN端子同士それぞれ配線したうえで電源へと接続します。

LED照明が取り付けられるよう、新規で工事を実施することも可能ですが、バイパス工事を行うことで既存の設備や一部配線を流用できるため、工事時間の短縮や費用の節約に繋がります。また、安定器が壊れているために使用していない照明器具も流用可能など、多くのメリットがあります。バイパス後は蛍光灯を使用できなくなるため、何らかの表示をする必要があります。